公益財団法人川喜多記念映画文化財団

千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル

川喜多賞

第3回川喜多賞
大島 渚氏 映画監督


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●選考理由
大島渚氏については今更いうまでもなく、1959年の第1作「愛と希望の街」以来、常に新しい映画づくりの理想に燃えて、日本のヌーヴェルヴァーグといわれ、1976年の「愛のコリーダ」以後は国際的な基盤に立っての製作活動に独自の方式を確立、「戦場のメリークリスマス」の成功は国際合作映画の製作に大きな示唆を与えました。今や名実ともに国際的な映画監督として世界から高い評価を受けている同氏の活動を讃えて、ここに第3回川喜多賞を贈呈することを決定した次第であります。

      

贈賞式の模様(1985年3月22日)


大島渚氏と、賞状を読み上げる川喜多かしこ前理事長


故・川喜多長政の遺影を囲んでの記念撮影
(左よりドナルド・リチー氏、川喜多かしこ前理事長、大島渚・小山明子ご夫妻)



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