公益財団法人川喜多記念映画文化財団

千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル

第36回 川喜多賞贈賞のお知らせ

「川喜多賞選考委員会」における厳正なる選考の結果、
本年度の川喜多賞は、

岩波ホール

に贈賞することを決定いたしました。


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●業績並びに贈賞理由

1968年に文化発信の多目的ホールとして創立された岩波ホールは、後に映画芸術・文化の素晴らしさを伝える専門劇場に装いを改め、上映機会に恵まれない世界の名作、日本の秀作を積極的に紹介してきました。完全入れ替え制の実施、エキプ・ド・シネマと名づけた会員制度の導入など、業界の常識に挑戦する運営により、興行的には難しい数々の名画の上映を成功させ、後のミニシアターブームの先駆けともなりました。総支配人だった高野悦子さんの功績はもちろんのこと、その仕事を支え、活動を続ける岩波律子支配人をはじめとするスタッフの功績も大いに讃えられます。シネコン全盛の現在にあっても、個々の作品を大切に丁寧に観客に届けていくという方針はきわめて貴重です。本財団創立者川喜多かしこの映画に捧げた高い志を分かち合う存在でもある「岩波ホール」、その記念すべき50周年をお祝いし、ここに川喜多賞をお贈りいたします。










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