公益財団法人川喜多記念映画文化財団

千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル

川喜多賞

第34回川喜多賞
戸田 奈津子 氏  字幕翻訳家 


←前回の受賞者
戸田奈津子氏
受賞挨拶をする戸田奈津子氏

 

 第34回川喜多賞贈賞式は、7月27日一ツ橋の如水会館にて行われました。



●業績並びに贈賞理由

 津田塾大学卒業後、秘書として企業に勤務しながらも、映画と英語への関心は抑えきれず字幕翻訳家を志した戸田氏の最初の作品は、フランソワ・トリュフォー監督の『野性の少年』、そして転機となったのは、フランシス・フォード・コッポラ監督本人から翻訳を依頼された『地獄の黙示録』でした。ベトナム戦争を正面から描いたこの作品は大きな反響を呼び、大ヒットし、社会現象ともなりました。その後は第一線の翻訳家として、『E.T.』『フィールド・オブ・ドリームス』『マディソン郡の橋』『タイタニック』、『007』シリーズ、『ミッション:インポッシブル』シリーズなどジャンルの枠を越えた数多くのヒット作品を手がけられました。英語の科白を的確にとらえ、すべての人に伝わる、分かりやすい日本語に翻訳する卓越した才能によって、外国映画の楽しみを広く観客に伝えたこと、また字幕翻訳という職業に対する社会の理解を深めたことなど、その業績を高く評価し、ここに「第34回川喜多賞」をお贈りいたします。


贈賞式の模様(2016年7月27日) 

乾杯挨拶松岡氏 祝辞渡辺氏
松岡宏泰氏による乾杯挨拶 渡辺祥子氏による祝辞
 
 
▲川喜多賞受賞者一覧へ