公益財団法人川喜多記念映画文化財団
千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル

「川喜多賞選考委員会」における厳正なる選考の結果、
本年度の川喜多賞は、
依田 巽氏
※(「巽」の字は、「己己」部分は「巳巳」)
に贈賞することを決定いたしました。
●業績並びに贈賞理由
1999年ギャガ・コミュニケーションズ(現・ギャガ)に取締役として参画し、2004年からは同社の代表として、独立系配給会社にとって決して楽ではない市場環境の中、「オーシャンズ」「私の頭の中の消しゴム」「オペラ座の怪人」を成功させ、更に「英国王のスピーチ」「アーティスト」「グリーンブック」「コーダ あいのうた」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」などのアカデミー作品賞受賞作品を続々と配給。また是枝裕和監督作品をはじめ邦画製作にも積極的に取り組まれ、「万引き家族」をカンヌ国際映画祭パルムドール受賞に導かれたほか、「シルク」「モリコーネ 映画が恋した音楽家」などの国際共同製作にも携わってこられました。そして、その間2008年から2013年にかけて東京国際映画祭チェアマンとして、その類稀なる外交手腕と気配りのもと、世界の名だたる映画人たちとの交流を深め、また環境問題にいち早く配慮してグリーンカーペットを導入するなど、同映画祭の国際的な地位向上に多大な貢献をされたことは、日本の映画界にとって、決して忘れてはいけない素晴らしい業績であります。その業績と卓越した行動力を高く評価し、ここに川喜多賞をお贈りいたします。